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第3戦 南アフリカ(キャラミ) テスト走行中 [初] Part2(430) P.レブソン(Peter Revson) ***死亡事故*** P.レブソンはシャドウDN3に乗り、旧コースでテスト走行を行っていた。 第2コーナー付近でサスペンションの破損から外側にコースアウト、マシンはノーズからアームコに突き刺さり、その反動で車体全体がしなった為、エンジンブロックの継ぎ目辺りから車体が折れ曲がる形となった。 彼はこの事故で帰らぬ人となり、シャドウのCarNo.16は、T.プライスに引き継がれることになった。 事故後の救出画像 第15戦 アメリカGP 決勝 [初] Part1(130) H.コイニク(Helmut Koinigg) ***死亡事故*** H.コイニク(Surtees TS16) が、走行中のスピンからガードレールへクラッシュ。 車はガードレールの一部を破壊し潜り抜けてしまい、その際に彼はガードレールに首を削ぎ落とされてしまい、彼は即死した。 Helmuth Koinigg Tribute F1 perished driver (YouTube) ***閲覧注意*** ※スレッド内で激しく既出の、事故後の写真が含まれています
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ゲーム内BGM(youtube) ※音質を保つためにyoutubeにうpしてあります メインテーマ ♫ メインテーマ ♫ メインテーマ2(アカデミック実装時期) ♫ メインテーマ3(カーリー実装時期) ♫ メインテーマ4(アレンデル実装時期) ♫ メインテーマ5(ミストランド実装時期) 町 ♫ プレーリー ♫ マナレージ ♫ キャデラック ♫ 旧セントヘイブン ♫ 新セントヘイブン ♫ ロータスマーシュ ♫ 闘技場 ♫ モーリ農場 ♫ ハロウィン ♫ クリスマス ワールドゾーン ♫ 影の森 / 風の森 ♫ 白の峠道 / 雪解けの森 ♫ クリスタルレイン ♫ キャデラック近郊 ♫ アドリアーノ一座 ♫ 闇の境界スルーパ ♫ 城内 ♫ ヘルテマルテ港 ♫ 黒き山裾 ♫リバーワート船着場 ♫ 時空の庭園 ♫ アレンデル ♫ メルカ王国 ステージ/ボス ファンファーレ ♫ ミストレス 影の森 教会跡地 蜘蛛の巣 黒き鉱山 ♫ 離れ島 下流の廃墟 ♫ さびしい森の道 ♫ 黒竜の関門 ♫ 古代倉庫 ♫ リバーワート廃墟 ♫ 隕石落下地点 ♫ テル・ヌマラの砂漠 ♫ 黄金の草原 ♫ 新月の森 ♫ 温泉地帯 ♫ 紅蓮の火山 ♫ 灼熱の大河 ♫ カイロン海岸 ♫ カイロン島森林 ♫ セグレ海底窟 ネスト ♫ ミノタウロスネスト / ♫ 真紅の将軍 カラーバ ♫ ケルベロスネスト / ♫ ケルベロス カカーリ ♫ マンティコアネスト / ♫ マンティコアロード クラム ♫ アポカリプスネスト / ♫ アポカリプス ♫ シードラゴンネスト / ♫ シードラゴン サフェントラ ♫ アークビショップネスト / ♫ フジノス ♫ ギガンテスネスト / ♫ ギガンテス マッハ ♫ グリーンドラゴンネスト / ♫ グリーンドラゴン カラハン ♫ タイフーンネスト / ♫ タイフーン ♫ プロフェッサーKネスト / ♫ プロフェッサーK ♫ 砂海船ナウテス / ♫ イエロードラゴンネスト / ♫ イエロードラゴン ザカード ♫ ガーディアンネスト / ♫ ガーディアン ♫ ミストネスト / ♫ リナククイーン ミスト ♫ ブラックドラゴンネスト / ♫ ブラックドラゴン フェザー ♫ ボルケーノネスト / ♫ フェニックス ラバノーク ♫ レッドドラゴンネスト / レッドドラゴン フェザー ♫ ダイダロスネスト / ♫ マイスター ダイダロス ♫ ヘイズアイスドラゴンネスト / ♫ ヘイズアイスドラゴン キイ ♫ グラノームネスト / ♫ グラノーム ♫ ヘイズルーンドラゴンネスト / ♫ ヘイズルーンドラゴン マモン ♫ カイロンネスト その他ダンジョン 激甘!?ミラクルゼリー ♫ ときめき☆タフガイネスト ♫ セントヘイブン防衛戦:彼方からの侵略者 ♫ カオスフィールド / ♫ カオスフィールドボス戦 ♫ 英雄の戦場 ♫ ダークレア ♫ ボスラッシュ 闘技場 ♫ ロビー 死の決闘場 グールモード アドリアーノ・レーシング ♫ ランブルモード その他 ♫ アイテムモール ♫ タップダンスバトル ダンスホール(イベント音) ボスラッシュ 挑戦者入場 ボスラッシュ ボス入場 ♫ 還らざる時の記憶 メモリア
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プロフェッショナル修斗 2004年7月16日(金) 会場:後楽園ホール 主催:サステイン* バンタム級3回戦 ○漆谷康宏×生駒純司● 3R 判定3-0 ウェルター級3回戦 ○ヨアキム・ハンセン×ジェシアス・カバウカンチ● 3R 判定2-0 ウェルター級3回戦 ○雷暗暴×タクミ● 3R 判定2-0 ライトヘビー級3回戦 ○桜井隆多×ダービット・ビエルクヘイデン● 3R 判定3-0 ウェルター級2回戦 ○遠藤雄介×服部謙一● 2R 判定3-0 ライト級2回戦 ○リオン武×山田啓介● 2R 判定3-0 バンタム級2回戦 ○BJ×澤田健一● 2R スリーパー ミドル級2回戦 ○中村K太郎×坂井圭介● 1R スリーパー
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登録日:2023/2/28 (Tue) ?? ?? ?? 更新日:2024/04/30 Tue 22 03 36NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 2021年 F1 F1史上最大の逆転劇 どうしてこうなった キミ・ライコネン セバスチャン・ベッテル フェラーリ フェルナンド・アロンソ ホンダ ホンダPUラストレース マックス・フェルスタッペン メルセデス モータースポーツ ライコネンF1ラストレース ルイス・ハミルトン レッドブル 同点決勝 奇跡と悪夢 自動車 角田裕毅 運命のいたずらか、はたまた宿命か。 全くの同点で迎えた最終決戦。どちらがとっても史上初。 片や、前人未到の8度目のワールドチャンピオンへ、ルイス・ハミルトン。 片や、オランダ人初の王座獲得へ、マックス・フェルスタッペン。 お互いのプライドと、意地をかけ、58周のラストバトルへ――― 2021年F1アブダビグランプリは、2021年F1世界選手権の最終、第22戦として開催された。 二人のドライバーが同率1位で最終戦を迎えるのは実に47年ぶりとなり、シーズン中に幾度となく争ってきた二人の争いに決着に関係者、ファンが注目していた。 レース間の状況 最終戦を前にして両者同点の369.5ポイント。 もしこのまま同点の場合(*1)は1勝多く勝っているフェルスタッペンが王者となる。 つまり、ハミルトンが確実に勝つには最低でも8位(*2)以上でなくてはならない。 ルイス・ハミルトンはマクラーレン(*3)から2007年デビュー。 以来ほぼ常に上位争いを繰り広げる活躍を見せ、2014年以降のV6ターボハイブリッドパワーユニットが切り替わって以降のメルセデスで他者を寄せ付けない圧倒的実力を発揮し、7回もワールドチャンピオンとなった文字通りの絶対王者。 今年もワールドチャンピオンになればあのミハエル・シューマッハをも超える8度目となる。誰も到達したことのない大記録を前に、ファンの多くは「やはりミハエルを超えるのはハミルトンだろう」と口々に言っていた。 しかし、イタリアでのフェルスタッペンとの相打ち、そしてアゼルバイジャンでのノーポイントを含め、表彰台は16回、勝利数8回とメルセデスのマシンの戦闘力がここ数年でも微妙となったこともあり、今までのような余裕はなくなっていた。 一方のマックス・フェルスタッペンはかつてF1ドライバーだったヨス・フェルスタッペンの息子にして最年少ドライバーの記録を塗り替えた若き天才。 初期のころは経験不足もあって他者を巻き込むクラッシュなどが多かったが、トロロッソからレッドブルに移籍し、2016年のスペイングランプリで初勝利を挙げてからめきめきと頭角を現し、現在は名実ともにレッドブルのエースとなった。 2019年からエンジンサプライヤーとしてホンダとタッグを組んでからは戦闘力が格段に上がり、メルセデスに張り合うほどになったが、後一歩がどうしても届かず、メルセデスとハミルトンに苦渋を舐めさせられていた。 そして2021年にレッドブル・ホンダとしてチーム力がかなりよくなっていたところに、ホンダのF1撤退が決定する。 フェルスタッペンはホンダの撤退を残念とするも、リタイアやダメージを引きずってのハンガリー9位を除けばほぼ全てのレースで1~2位を獲得。3位なしで表彰台20回など、ポイントこそハミルトンに並ばれたが、安定して表彰台にいる回数としてはフェルスタッペンに軍配が上がるなど、ハミルトンを越えるには十分な実力を見せていた。 また、今年アルファタウリから参戦した日本人F1ドライバーである角田裕毅も、ムラこそあれど入賞する活躍を見せるなど、シーズンを通しての集大成を見せるグランプリとなった。 その他ではこのグランプリをもってF1を去るドライバーいる。 アルファロメオのキミ・ライコネン、同じくアントニオ・ジョビナッツィ、そして国際的な問題で事実上最後のレースとなったハースのニキータ・マゼピンである。 ライコネンはこのグランプリ後にはバイクチームの監督として、ジョビナッツィはフェラーリの開発ドライバーを兼ねながら、電気自動車のフォーミュラEのドライバーとして活動していく。 マゼピンは…正直ドライバーの立場的には被害者でしかない。ペイドライバーであまり評価は高くなかったとはいえ、続けていれば伸びしろもあった(*4)だろうに、この件については同情の余地がある。 3人が今後活躍するのを心から願う。 また、ウィリアムズのジョージ・ラッセルもこのレースを最後にウィリアムズを離れ、来期はボッタスに代わって念願のメルセデスへ移籍し、そのボッタスはアルファロメオへ行くこととなる。 また、今回アブダビグランプリが行われるヤス・マリーナ・サーキットだが、去年までのレイアウトを大きく変更し、1周あたりの長さが短くなったため、決勝周回数が53周から58周へと変更された。 予選はフェルスタッペンがポールポジションを獲得。 しかし、決勝で使うはずだったミディアムタイヤをロックアップして痛めてしまったため、決勝で別のタイヤを履かざるを得なくなってしまった。しかもこのときミディアムは使い切り、残っているのは柔らかすぎるソフトと、決勝で走りきるためのハードタイヤしかなく、事実上ソフトしか使えなかったため大きく不利になってしまった。 一方でハミルトンはポールこそ逃したが、しっかりとタイヤを残しており、決勝はペース配分さえ間違えなければ十分勝てるだろうと予測されていた。 そのほかでは角田が予選第3ラウンドに進出、チームメイトのガスリーを上回る8番手で決勝を迎える。 予選結果 2021 Formula one Round 22 Abu Dhabi Grand Prix Starting Grid Position Car No. Driver Team PP 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダ 2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 3 4 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 4 11 セルジオ・ペレス レッドブル-ホンダ 5 55 カルロス・サインツ フェラーリ 6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 8 22 角田裕毅 アルファタウリ-ホンダ 9 31 エステバン・オコン アルピーヌ-ルノー 10 3 ダニエル・リカルド マクラーレン-メルセデス 11 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ-ルノー 12 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ-ホンダ 13 18 ランス・ストロール アストンマーティン-メルセデス 14 99 アントニオ・ジョヴィナッツィ アルファロメオ-フェラーリ 15 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン-メルセデス 16 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ-メルセデス 17 7 キミ・ライコネン アルファロメオ-フェラーリ 18 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ-メルセデス 19 47 ミック・シューマッハ ハース-フェラーリ 20 9(*5) ニキータ・マゼピン ハース-フェラーリ 決勝概要 そして迎えた決勝。 予選での失敗からソフトタイヤでのスタートとなったフェルスタッペンは、なんとしてもターン1を抑えなければいけなかったが、ハミルトンの先行を許してしまった。 ターン6のシケインで再度仕掛けるが、ハミルトンに正当性のあるシケインショートカットを許すほどの突込みをしてしまい、結果的にハミルトンと大きく離れてしまった。 こうなってしまうとフェルスタッペンはソフトタイヤがたれてしまい、ペースを上げることは難しい。ハミルトンとの差はどんどん広がり、この時点で大多数のF1視聴者はハミルトンのチャンピオンだろうと予想していた。 しかし、両者1回目のピットストップを行った後に第一の波乱が。 レッドブルクルー ペレス「ハミルトンがピットインした。プランA、いやプランBだ」 現時点でのトップであるレッドブルのセルジオ・ペレスがステイアウトを選択。ハミルトンを抑える蓋となるべく、磨耗したソフトタイヤのままピットストップのタイミングをずらしてコースに留まった。 19周目にハミルトンがペレスに追いつき、しっかり暖まったハードタイヤでペレスを抜き去り、マックスとの差を広げる…と思いきや、ペレスは巧みにハミルトンの行く手を阻み、ハミルトンのペースを落とさせる。 レッドブルクルー ペレス「よし、抑えろ。抑えるんだ。」 ハミルトンが何度もストレートセクションで前に出掛かるが、ペレスがそれを再び抜き返し、同じくハードタイヤで追い上げるフェルスタッペンを待つ。見る見るうちに差が縮まっていく。 ハミルトンが苛立つ。 ハミルトン メルセデス「すごく危ないドライビングだ」 先述したとおり、ハミルトンはリタイアしてしまえばフェルスタッペンの順位に関係なくチャンピオンシップでの敗北が決定してしまう。なので無理にペレスに仕掛けられない。 そうこうしているうちにフェルスタッペンが1秒以内に迫ってくる。 ようやくハミルトンは21周でペレスの前に。役目を終えたペレスはすぐさまフェルスタッペンに2位を明け渡す。 フェルスタッペン レッドブル「チェコはレジェンドだよ!」 レッドブルクルー フェルスタッペン「まるで獣のようだ」 しかし、そのペレスの伝説的なブロックをもってしてもハミルトンに追いつくことはできず、再び差が広がり始める。自己ベストを更新しているにもかかわらず、まるで追いつかない。 しかし、そのチャンピオンをめぐるバトルの最中… ライコネン アルファロメオ「ブレーキが壊れた」 25周目にライコネンがターン6で止まりきれず、スポンジバリアに激突。 幸い大きなダメージはなく、ピットに戻ったが、修復の見込みがなくそのままリタイア。2007年のワールドチャンピオンは寂しい形でF1を去ることとなった。 さらに来年からはメルセデスへ移籍することとなるウィリアムズのジョージ・ラッセルもスローダウン。コース上にマシンを止め、ギアボックスのトラブルで同じくリタイアとなった。 ハミルトンはこのままハードタイヤで走りきる作戦にし、逃げ切りに出る。フェルスタッペンはこのまま何も起こらなければ圧倒的に不利となる。 と、そのときだった。 アルファロメオ ジョビナッツィ「シフト操作をするな」 ジョビナッツィ アルファロメオ「わかった」 ライコネンと同じくラストレースだったジョビナッツィがコース脇で止まった。 一応コース外ではあるが、作業員が入らなければマシンを撤去するのは難しいと判断。 オフィシャルはフルコースイエロー、ヴァーチャルセーフティーカーを導入した。 これで各車強制的にペースを落とすことになり、上位勢ではフェラーリのルクレール、フェルスタッペン、さらにペレスがピットに入り新品のハードタイヤに履き替える。 ハミルトンに追いつこうとしていたが、 トト・ウォルフ マイケル・マシ「マイケル、セーフティーカーは入れるなよ。レースの邪魔になるから」 レースディレクターのマイケル・マシにメルセデス代表のトト・ウォルフが無線で牽制を入れる。メルセデス側からすれば、このタイミングでセーフティーカーになれば新品のタイヤに交換したフェルスタッペンのほうが有利な状態で両者のタイム差がリセットされるため、それを恐れたのだ。 この様子は国際中継にも流れ、ファンの間では物議をかもした。 38周でレース再開。ウォルフ代表の要望どおり、セーフティーカーは入らなかった。だが、それはハミルトンにとってリスクでもある。 フェルスタッペンは状態のいいタイヤで差をつめてくる。それに対しハミルトンはかなり長く走ったハードタイヤで走りきることしかできないため、もしミスをした場合のリカバリーが非常にむずかしい。 まさに針の穴に糸を通すような繊細なドライビングを強いられるのだ。 かといって、あの時ピットに入ってしまうとレッドブルに前に出られてしまい、そうなるとフェルスタッペンに有利な状況を作られてしまう。他に選択肢はなかった。 それでも終盤40周目以降は、ハミルトンとフェルスタッペンのラップタイムは、コンマ2、3秒しか変わらない。残り11周となった47周目でも、まだ12秒以上のギャップがあった。もはやフェルスタッペンに打つ手はない。 このままハミルトンのチャンピオンかそう思われていた矢先… 両者の運命を大きく狂わせる出来事が起こった 現地実況「なんとニコラス・ラティフィ!クラッシュをしている!!」 混沌のファイナルラップ 52周目、ミック・シューマッハとバトルを繰り広げていたニコラス・ラティフィがターン14の立ち上がりでグリップを失いスライドする形で右リアからガードレールにクラッシュ。事故を起こした場所はセーフティエリアもなく、作業のために重機をコース上に入れなくてはならない。 当然、セーフティカー(SC)が導入された。 ハミルトンにとっては最悪のタイミングだった。 フェルスタッペンとのタイム差は11秒。このまま行けば十分勝てる。しかし、それはセーフティーカーが入ったことで完全に狂ってしまった。 なぜならピットに入れば、早くても14秒のロスが発生する。 その状態でピットに入れば、フェルスタッペンにトップを明け渡すことになってしまう。 しかも、フェルスタッペンはハミルトンと違いヴァーチャルSCが入ったときに新品のハードに交換したため、タイヤに余力が十分に残っている。 ハミルトンにできるのは、セーフティーカー先導のままレースが終わることを祈ることしかなかった。 ハミルトンがコクピット内で首を横に振る。 ハミルトン メルセデス「******!」 一方でフェルスタッペンはフリーストップ、順位変動がない状態でピットに入れる状態にあった。 すぐさまピットに駆け込み、予選で使っただけの中古のソフトに交換する。 ペレスもタイヤ交換をしたが、3周後にトラブルが発生。これ以上マシンが止まってフェルスタッペンの千載一遇のチャンスをつぶすわけには行かず、ペレスをガレージに入れた。 (*6) フェルスタッペンはハミルトンに追いつきはしたものの、ハミルトンとの間には5台の周回遅れが連なっている。 本来なら、「周回遅れのマシンを一度SCの前に出して、1周させた後に隊列の後ろに戻す」という作業(以下、この作業を便宜上「ラップバック」と呼ぶ)を行ってからSCを退避させレースを再開するのだが、ラティフィのマシンの撤去がほぼ完了した段階でレースの残り周回数からして、ラップバックの時間を取ることができず、FIAは「周回遅れはそのままでレース再開をする」と発表。しかし、レッドブル陣営は当然納得できない。 このままセーフティーカー解除となってレース再開しても、フェルスタッペンはハミルトンを抜く前に周回遅れを処理しなくてはならない。結局のところ抜くまでに差が縮まってないのだ。 これではせっかくチャンスが来たとしてもハミルトンに追いつく前に決着がついてしまう。相変わらずチャンピオン獲得には絶望的な状況だった。 クリスチャン・ホーナー代表がレースディレクターに抗議をする。 クリスチャン・ホーナー マシ「どうして周回遅れがそのままなんだ。何が問題なんだ?」 マシ ホーナー「ちょっと待ってくれ。問題をクリアにしないといけない」 ホーナー マシ「僕らは1周で十分なんだ」 決断を迫られるオフィシャル。このままセーフティーカーを先導したままレースを終えても運営上はまったく問題ない。 しかし、それで観客やレースをしている側全てが納得するかといえばそうではない。 かといって、後1周に全ての周回遅れを前に出すのはあまりにも時間が短すぎる。 苦渋の末、オフィシャルが出した判断は… ノリス、アロンソ、オコン、ルクレール、ベッテルの5台のみをラップバックさせる。 これだけ聞くとわかりにくいが、要は ハミルトンとフェルスタッペンの間にいた周回遅れのみラップバックさせた上で残り1周のレースを再開する というのだ。 これにはメルセデス側は大混乱。セーフティーカーが入ってからハミルトンは一気に窮地に立たされた。 ウォルフ代表がすかさずオフィシャルに抗議する。 ウォルフ マシ「マイケル、これは正しくないよ。」 しかし、もう時計の針は止まらない。 ハミルトンとフェルスタッペン、二人の一騎打ちに観客は大盛り上がり。 ソフトタイヤに履き替え、ハミルトンの一瞬の隙をうかがうフェルスタッペン。 ぼろぼろのハードタイヤで、先頭を走っているというアドバンテージのみで抑えきりを図るハミルトン。 全てはこの1周、ファイナルラップで決まる―――― セーフティーカーが退去し、各車ホームストレートを通過。レース再開。 ハミルトンが必死にフェルスタッペンのラインを抑える。だが、ただでさえグリップしないタイヤで抑えようとしているため、コーナーひとつ抜けるたびに挙動が大きくなる。 フェルスタッペンは慎重に、チャンスが来るのを待つ。 最初の仕掛けどころ、改修されシケインからヘアピンとなったターン5に2台が突っ込む。 フェルスタッペンがスリップストリームとタイヤのグリップを生かしてハミルトンのインを突く。 ハミルトンは一瞬抵抗したが無理できない。完全にフェルスタッペンが前に出る。その後の長いストレート区間で両者がしのぎを削る。だが、圧倒的にハミルトンが不利。もうDRSも使えず、タイヤのグリップがないため無茶ができない。 ハミルトン「こんなのありえないよ!」 ウォルフ マシ「マイケル、一体何なんだよあれは!?だめだ、だめだ!これは間違っている!」 しかし、ハミルトンはあきらめずにエンジンモードをフルにし、メルセデス製パワーユニットの加速を利用してターン9でアウトから仕掛ける。 が、フェルスタッペンがソフトタイヤのグリップに物を言わせインを塞ぎ、それを許さない。 万事休す。ハミルトンが全てを悟ったかのごとく、一瞬にして両者の差が広がる。 現地実況「2021年フォーミュラワン、魔法のような瞬間が数多くのドラマ、数多くのバトルがこのときまでにありました、そしてそれはマックス・フェルスタッペンのためにあったかのようです。 メルセデスは沈み、レッドブルは輝きを取り戻した!両者ともにチャンピオンシップを賭けてすばらしいバトルを繰り広げました! そして今年のチャンピオンは、一人のオランダ人に与えられようとしている!」 現地実況「マックス・フェルスタッペン!初のワールドチャンピオン!!」 「ルイス・ハミルトンは長きに渡って首位を走りながらも2着に終わりました!」 絶対王者、ルイス・ハミルトン陥落。 そして史上初のオランダ人チャンピオン、マックス・フェルスタッペンが誕生した。 レッドブル フェルスタッペン「やったよ、マックス!マックs…」 フェルスタッペン レッドブル「いぇええええええ!!!やったあああああああ!!!!マジかよ!!やったああああああ!!!Foooooooo!!!」 ホーナー フェルスタッペン「マックス・フェルスタッペン!お前がチャンピオンだ!ワールドチャンピオンだよ!」 一方、ハミルトンは前人未到の8度目のチャンピオンという夢が泡となって消えた事実を受け止めきれず、本来ホームストレート上に設けられた表彰台圏内用の駐車位置に止めず、共通のパルクフェルメへと止め、長きに渡って沈黙していた。 メルセデスもかける言葉がなかった。 メルセデス ハミルトン「かける言葉がないよ。ルイス、何も言えない……。」 最後の最後、ファイナルラップでもぎ取った栄光。 それはチーム、ドライバー、マシンのどれか一つでも欠けていたら取れなかった。 特にペレスのブロックがなければ、セーフティーカーが出動した際、ハミルトンにピットストップのチャンスがあった可能性が大きかったため、本当に今回はペレスの功績が大きいと世間は評価した。 一方、メルセデスはボッタスがいたものの、ハミルトンのように厚遇せず、終盤はメルセデスのコンストラクターズのためのおまけのような扱いをしていたため、ボッタスがシーズン中にアルファロメオへの移籍を決めて以降はそれ以上に冷遇していた。(*7) その結果、コンストラクターズこそペレスのリタイアによって確実となったものの、ボッタスはハミルトンと比べると戦闘力の劣るマシンで上位争いをするに留まってしまい、本来押さえるべき相手であるペレスに追いつけなかったのが今回のハミルトンのチャンピオン陥落の一番の原因だろうと、多くの意見が出ている。 レース後 メルセデスの抗議とFIAの対応 ドライバーズチャンピオンを逃したメルセデスはファイナルラップの公式の裁定によって引き起こされた結果に納得できず、FIAに抗議の声明をあげた。具体的な抗議内容は以下の2点。 ①フェルスタッペンがセーフティーカー中にハミルトンを追い抜いた ②ハミルトンとフェルスタッペンの間にいた5台の周回遅れに対しセーフティカーを追い越す指示 これに対しFIAは ①確かに追い抜いてはいるが、レース再開前の加減速によるものであり、第一セーフティーカーライン前ではフェルスタッペンはハミルトンの後方に下がっていた ②(後の声明でヒューマンエラーがあったことは認めたものの)競技規則第48条12項(*8)で“全ての車両”ではなく、“複数の車両”としていたため、この判断が間違ってはいない として、抗議を却下した。(*9) メルセデスは上訴する構えを見せたが、提出期限にそれを取りやめ、フェルスタッペンのチャンピオンが確定した。 ホンダのPU(≒エンジン等の動力部)を使用したマシンに乗るドライバーがチャンピオンを獲得するのは1991年のアイルトン・セナ以来であり、この結果に多くの日本のファンが沸き、また、ファイナルラップの劇的なドラマを作り出したレースディレクターたちを称賛する声も多く聞かれた。実際、とある日本のモータースポーツ情報サイトの読者アンケートでは、2021年のF1ベストレースにこのアブダビGPが選ばれた。 そして、このドラマの立役者となったレースディレクターのトップ、マイケル・マシは… このアブダビGPを最後に、レースディレクターの座を解任されてしまった。 殺到する批判 マイケル・マシの判断によって、このレースのファイナルラップはドラマチックになり、劇的な逆転劇が生まれたこと、その中で運営上の規則違反が存在しなかったことは、先に書いたと通りの事実である。そしてそれを称賛したファンもいた。 それにも関わらす、マシはレースディレクターを解任させられてしまった。一見すると、非常に不可解である。 これに対し、彼の解任を決めたFIAは、マシが主導したアブダビGPの運営に問題があったためと説明。具体的には、以下の点をあげている。 マシのレース運営は規則に対する違反こそなかったが、それでもファイナルラップのリスタートは「本来の手順を逸脱したもの」だった それに付随して「このレースにおいて、競技規則の少なくともふたつの条項を正しく履行しなかった」 実は、FIAが指摘した問題点は、一部のF1関係者やファン(言うまでもなく、マシを称賛したファンとは別である)、それにモータースポーツを専門とするジャーナリストたちも、レース中にすぐ気がついており、彼らの間では、レース後には既にかなり物議を醸していた。 しかし、規則違反を犯していないのに「本来の手順を逸脱した」「条項を正しく遂行しなかった」とは一体どういう意味なのだろうか? ここからは、それを具体的に説明していく。 確かに、メルセデスの抗議が認められなかったことから、規則だけ見れば何ら運営にかかわった人間の判断には問題がないことは事実である。しかし、問題となったのは、果たして運営者は規則で認められている事柄の中から、最善の選択をしたと言えるのだろうか?という点である。 そもそも、「SC導入の際に、周回遅れのマシンが隊列を抜いて1周走らせ、隊列の後ろについてからレースを再開する」というラップバックのルールは、レースを安全に運営するためのものである。 周回遅れのマシンは元からペースが遅い上に、後ろからリードラップのマシンが追い付いてきた場合、道を譲るために更にゆっくり走られることを強いられる。 仮に周回遅れとリードラップのマシンが混在した隊列のままレースがリスタートしてしまえば、周回遅れにとっては、明らかにスピードが速いマシンの大群が自分に押し寄せてくることになる。しかし、サーキットの道幅は限られているため、大群にいる全てのマシンに対して邪魔にならないように道を譲ることは不可能であり、動き次第では追突事故のきっかけになりかねない。 逆にリードラップのマシンにとっては、周回遅れに引っ掛かれば、せっかくSCで詰まった前車との差を広げられてしまうと考え、周囲にマシンが密集した状態で無理やり周回遅れを抜こうとするだろう。やはり接触事故のきっかけとなりうる状況であるのは明らかである。 だからこそ、これまでのレースでは周回遅れのマシンを「全車」ラップバックさせることが当たり前であり、一部の周回遅れだけをラップバックさせるという今回の判断は前代未聞であった。 実際、フェルスタッペン以降にいたリードラップ(*10)のマシンたちは、周回遅れがどけられていない状態でレースが再開されたため、スロー走行をする周回遅れを抜きながら、順位を上げる、あるいは守るための接近戦を強いられていた。それもファイナルラップという極めて順位を上げるチャンスが少ない状況下においてである。 ハッキリ言ってしまえば、ファイナルラップをレギュレーション上保証された安全が確保された状況下で走ることができたのは、ハミルトンとフェルスタッペンだけである。 また、フェルスタッペンの前にいた周回遅れのみをどかして、他を放置したということは「フェルスタッペンと同じ状況にいたリードラップのマシンを同等に扱っていないかった」ということであり、スポーツとしての公平性が担保できているのかということに対しても疑問の声が上がっていた。 もし、これまでの慣例通り全ての周回遅れのマシンをどかしていたならば、フェルスタッペンがハミルトンを抜くチャンスを得られたように、3位以下のマシンがフェルスタッペンとハミルトンに挑戦するチャンスだってあったはずなのだ。 確かに、チャンピオンシップを争っていたのは、メルセデスのハミルトンとレッドブルのフェルスタッペンだった。だがその一方で、他のチームやドライバーたちも、このレースで1ポイントでも多く獲得するため、一つでも上の順位やポイントランキングを手にするために全力を賭けてレースに臨んでいたことに関しては、その二人と何ら変わらないのである。 そんな彼らをチャンピオンシップと無関係だという理由で、安全面での妥協を強いたり、勝利が絶望的になるような不利な条件を一方的に飲ませたことを正当化することは不可能だろう。 F1は世界一のドライバーとチーム(コンストラクター)を決める選手権であり、また、時には300km/hを超えるスピードのマシンを走らせてる。よって、ワールドチャンピオンに相応しいドライバーやチームを決めるための公平な条件下での運営と、ドライバーの身を守るための安全を意識した運営が何よりも優先されるのは言うまでもない。 規則上様々な選択肢が取れる状態の場合、可能な限りは安全と公平性を確保できる選択肢を適応するというのは、モータースポーツの運営における常識であるが、上記の事柄から鑑みるに、今回の選択はどちらの観点からも最善のものだったとは全く言うことができない。 これが、規則から逸脱していないにもかかわらず、条項に対して誤っ判断をした、あるいは本来の手順を逸脱したと言われる最大の理由である。 つまるところ、運営規則そのものは守っていても、その規則が定められている理由や存在している意義に反した形でレース運営をしてしまったことが、マシへの批判や解任の動きに繋がったのである。 これらのことから、批判の意見としては 「もっと早くラップバックの作業を始めて、全ての周回遅れをリードラップに戻したうえでレースを再開するべきだった。」 「ラップバックの時間がなかったなら」ラティフィがクラッシュした時点で赤旗を出して一度完全にレースを止め、隊列を整えなおした上でレースを再開するべきだった。」 「リスタートをさせずにSC先導のままゴールするべきだった。レースをSCで終わらせない方針を安全や公平性を犠牲にしてまで適応するのは、優先順位を間違えている。」 というものが主である。なお、上記の3ケースは、いずれも過去に実際施行された前例が存在する。 ファンや関係者の中には、「運営に携わっている関係者たちは、フェルスタッペンにチャンスを作ってレースを盛り上げるために、合法的な範囲でレースを操作していたのではないのか?」と疑っている者もいる。(*11) 前例のない措置がなんの前触れもなく取られた結果、フェルスタッペンのみが有利な状況を得られたのだがら、そう考えてしまうのも無理はないだろう。 とはいえ、ジョビナッツィが止まった時にウォルフ代表がマシに「セーフティーカーを出すなよ」と釘を刺した場面が切り抜かれているのを国際中継に映し出されているため(*12)、これに関してはやはり憶測の域を出ない。 フェルスタッペンとレッドブルはこのレースにおいて批判される筋合いはを何ひとつない。彼らの努力とそれによって手にした勝利は尊重されるべきものだろう。しかし、運営サイドの不手際により、彼らがワールドチャンピオンに相応しいかどうかに疑問符が残るままシーズンが終わってしまったこともまた否定できないのだ。 なにせ、上記の憶測が仮に正しかった場合、フェルスタッペンのチャンピオンは自力で掴み取ったものではなく、運営がフェルスタッペンをチャンピオンに選んだという結論にもなりかねないのだから... 強調するため繰り返すが、フェルスタッペンは与えられた状況で最善のレースをした結果チャンピオンを獲得できたのであり、彼自身は何一つ咎められるようなことはしていない。これは敗れたハミルトンにも、二人のドライバーを支えたレッドブルとメルセデスにも言えることである。 また、レース後にSNS上で一部のF1ファンがマシに対して罵詈雑言を多く投げかけていたこともメディアで取り上げられていた。これまでもF1ファンがレースディレクターの決定に不満を持つこと自体は少なくなかったが、レースの運営方法が元で殺人予告という脅迫まで受けていたというは前代未聞。 もちろん、このように法や人道に反したファンの行為を擁護することはできないが、もしもこれまでの前例に倣って、上記の意見に沿った方法でレースを終わらせていたならば、ここまでファンが怒りを露わにしたのか、ということは大いに思案すべきポイントになるだろう。 レース結果 2021 Formula one Round 22 Abu Dhabi Grand Prix Results Position Car No. Driver Team 1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダ 2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 3 55 カルロス・サインツ フェラーリ 4 22 角田裕毅 アルファタウリ-ホンダ 5 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ-ホンダ 6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 7 4 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 8 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ-ルノー 9 31 エステバン・オコン アルピーヌ-ルノー 10 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 11 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン-メルセデス 12 3 ダニエル・リカルド マクラーレン-メルセデス 13 18 ランス・ストロール アストンマーティン-メルセデス 14 47 ミック・シューマッハ ハース-フェラーリ 15 11 セルジオ・ペレス レッドブル-ホンダ DNF 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ-メルセデス DNF 99 アントニオ・ジョヴィナッツィ アルファロメオ-フェラーリ DNF 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ-メルセデス DNF 7 キミ・ライコネン アルファロメオ-フェラーリ レース後のそれぞれ この翌年には両者の明暗が大きく分かれ、フェルスタッペンは新体制となったレギュレーションでも圧巻の強さを見せ、日本グランプリで(フェラーリのやらかしなどもあったが)チャンピオンを確定、2連覇を成し遂げ、レッドブル自体も去年は果たせなかったコンストラクターズチャンピオンとなり、ダブルタイトルを獲得。完全勝利となった。 一方、メルセデスは新レギュレーションによって発生したポーパシング(*13)に苦しみ、コンストラクターズでフェラーリに遅れる3位、ハミルトン自身も現役を通して続けていた記録である年間連続ポールポジション、年間連続勝利記録が途絶えるなど、王者らしからぬ走りをしてしまいドライバーズランキングでも6位になってしまい、完全に勢いが無くなってしまった。 果たして、ハミルトンは現役中に8度目のチャンピオンを獲得することができるのだろうか。 それとも、フェルスタッペンが怒涛の快進撃を続けるのか。 はたまた、新たな刺客が登場するのか。 今後のF1からも目が離せない。 ロズベルグの呪い? これはあくまでもF1ファンの間での話だが、ハミルトンにまつわる一種のジンクスがある。 それは、ニコ・ロズベルグが訪れたレースでは、ハミルトンは何かしら不幸に会いやすい。ということだ。 ロズベルグはハミルトンとカート時代から競いあった中で、デビューこそロズベルグが先だが、ハミルトンと共に2000年代後半、2010年代前半を盛り上げた。 2010年からミハエル・シューマッハの後任としてハミルトンのチームメイトとなる。最初こそ仲が良かったが、2014年にハミルトンがチャンピオンを獲得し、メルセデスが力を付けるとその関係は徐々に悪化。互いに実力が拮抗していたのもあり、まるでかつてアロンソが在籍していたマクラーレン時代を見ているかのよう…もしくはそれ以上のものだった。 そして2016年、ハミルトンの連続王座を阻み、ロズベルグがチャンピオンとなった後に引退。現在はF1のイベントにゲストとして呼ばれるなどで活動をしている。 …のだが、このロズベルグが引退してからF1グランプリに訪れた際(特に2021年)に、ハミルトンはなぜか勝てなくなってしまったのだ。 例として上げると、 アゼルバイジャンGP→ブレーキのシステムを誤操作してしまい、再スタートでロックアップ。15位と完走したなかで最下位。 モナコGP→アンダーカット失敗、ボッタスもリタイアしてサポート受けられず。7位。 シュタイアーマルクGP→訪れてはないが、この日はロズベルグの誕生日。終始フェルスタッペンに追い付けなかった。2位。 と、この3戦で勝てなかったのが今グランプリの同点決勝に図らずも繋がっている。 そして今回、 クラッシュしたラティフィはロズベルグのデビューチームであるウィリアムズ、カーナンバーは現役時代に付けていた「6(*14)」 フェルスタッペンのカーナンバー「33」も「3+3=6」 ロズベルグの「6」も合わせて「666=獣の数字」 と、偶然とはいえ、意識せざるを得ない事実がかさなってしまった。もし必然だったならばハミルトンはただただ不幸だったとしか言いようがない ちなみにその後もロズベルグはサーキットに呼ばれては写真をインスタグラムに上げるなど活動しているが、どうやらハミルトンだけではなく、フェラーリやレッドブルなど写真に写ったチームにも影響があるそうな。 果てはマクラーレンが「影響はもうわかってるからうちではロズベルグ禁止。」の張り紙が出るまでになってしまった。ロズベルグ恐るべし 追記、修正はファイナルラップで絶対王者を抜いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 文字の大きさとかうまく調整できなかったけど、ひとまずこれで。 -- 名無しさん (2023-02-28 15 08 11) 結末こそ物議を醸すことになったけど、改めて2021年シーズンを見ると本当に面白い。やっぱりチャンピオン争いがないとね… -- 名無しさん (2024-04-28 22 52 21) 名前 コメント
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みかじめ料は三食昼寝付き 配布元 http //utagematsuriya.blog.fc2.com/ 分類 女性 猫 切替反応一覧 拝み屋の宇賀神さん おしかけおねえちゃん 祟り神一柱里親募集中!! プロフェッサーきなこは中二病 脳内彼女(物理) エルフだから合法! 毎日が記念日 +編集中 日付反応一覧 2月14日 10月31日 12月1日 連携反応一覧 コメント コメント すべてのコメントを見る ここを編集
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バトルゴルファー唯 当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-473~484 473 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 25 24 ID ??? バトルゴルファー唯 メガドライブのゴルフゲー。1991年に発売。 ゲームはひらがなだけど、読み辛いので漢字にしました。 水原唯:主人公。赤い髪の少女。ゴルファー。16才。160cm、48kg。B80、W58、H83。 竜崎蘭:黒い髪の少女。唯の幼馴染。ゴルファー。17才。164cm、50kg。B83、W60、H85。 「偉大なる我が総統プロフェッサーG!」 「これが今回コンピュータが弾き出した、2体のリストです」 「バトルゴルファーの素体としては、最適かと思われます」 「初めの素体がミズハラユイです。もう一体はリュウザキランです」 「総統のご決断を仰ぎたいのですが?」 「ふむ…、気に入った。すぐに我が元へつれてくるのだ!」 悪の組織ダークハザード。 彼らはプロフェッサーGを総統と仰ぎ、バトルゴルファーを使って世界征服を企んでいた 「ユイよ! お前は今日からバトルゴルファーに生まれ変わる!」 「そして私の忠実なるしもべ、ブラックファイアーとなるのだ」 「いや~!」 (機械に縛りつけられ、改造手術を受ける唯。そこに何者かがマシンガンを持って乱入する) 「な、なんだ、なにごとだ!」 「おい! きさま! あっ! ぐぁ!」 「歩けるか? 出口は向こうだ! 早く行け!」 「あ、あなたは?」 「説明している暇はない!」 「ランは? 髪の黒い女の子がいたでしょう!」 「あぁ、わかっている。彼女も私が助ける!」 ユイは謎の男に助けられ、脱出に成功した。 そして…、幾日かが過ぎた…。 (家の中でテレビを見ている唯) 「ランからは何も連絡がないし、助けてくれたあの男の人は一体…」 『…ハザード財団主催のマッチプレートーナメントが、ギル・カントリークラブにおいて…』 「ハザード!」 「このトーナメントに出れば、何かわかるかも! ギル・カントリークラブ…いくしかない!」 ユイは一人、ギル・カントリークラブへ向かった。 ユイはギル・カントリークラブへついた。(中に入り、受付の女性に話を聞く) 「いらっしゃいませ」 「あの…」 「ミズハラさまですね」 「なぜわたしのこと…?」 「あなたは別の大会にエントリーされています」 「えっ? 別のって…」 「では、試合についてご説明します。試合は3ホールマッチプレイで競っていただき、EVENの時はあなたの負けになります」 「そんな…、ひどい」 「申し遅れました。わたくし、ミズハラ様のキャディを務めさせていただきますオクイトモコと申します」 「ちょっとまってよ!」 ユイはむりやりコースへ連れ出された。 474 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 25 58 ID ??? 「ホ、ホシくん!」 「な、なにこいつ!」 (巨人の星の花形満みたいなバトルゴルファーが待っていた) 「僕だよ、ホシくん! 君の永遠のライバル、ハガタミツルだよ!」 「あのねー、私の名前はミズハラユイ! ホシなんて、し・ら・な・い・の!」 「いや! 君はホシくんだ! そうだ! そうにきまっている!」 (話を色々と聞いても、巨人の星のパロディで返してきて話が噛み合わない) 「もう! じゃあ、どうすればいいの!」 「そうだな…、ではおとなしく脳改造を受けてもらおうか!」 「やっぱり! あなたバトルゴルファーね!」 「裏切り者め! ここで朽ち果てるがいい! ブラックファイアー!!」 「黒い炎で焦がしてあげる」 「私の勝ちね」 「見事だ、ホシくん! それでこそ僕の永遠のライバルだ!」 その後、ユイはハガタに色々と聞くが知らないとしか答えない。ユイは切れる。 「ざけんなよ!」 「うっ…す・て・き」 「え?」 「もっと怒って…お姉さま」 ハガタは変態だった。(改造されておかしくなったらしい) 「なら知っている事を全部お話!」 「話します。だからもっと…いじめて」 「ランについて知らない? あとダークハザードってなんなの?」 「ランという人については、本当に知らない。ダークハザードはバトルゴルファーを使って世界征服を企んでいるのです。お・ね・え・さ・ま」 「ダークハザードのボスは誰?」 「ぼ、僕のボスはお姉さまだけです?」 ハガタは一途な変態だった。 「それよりお姉さま! 次の相手のキタコには気を付けてください」 「…これ以上聞いても、無駄みたいね」 「あ、そうだ! お姉さま! 僕の必殺技を教えますから、使って下さいね」 ユイはセリーグショットとパリーグショットの技を覚えた。 ユイはキタコの待つコースへ向かった。 475 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 26 31 ID ??? ユイはキタコの待つコースへ着いた。 (さきほどとうって変わって墓場の様なコース、全体的に薄暗い) 「なにここ…? 不気味!」 「よく来たな! ぬるりひょん」 「あなた…キタコさん…?」 「黙れ! お前がぬるりひょんだという事はわかっているんだ!」 (ゲゲゲの鬼太郎みたいな女子バトルゴルファーが待っていた。頭についた何者かがしゃべる) 「おい! キタコ。気を付けるのよ」 「わかっているよ。母さん」 (話してもハガタミツルのように噛み合わない、いくら言ってもこちらをぬるりひょんだと決めつけている) 「いいわ! キタコさん。私と勝負して! そうすれば真実が分かるわ」 「よーし! 望むところだ!」 「おい! キタコ! 油断するなよ」 「いいか! ぬるりひょん。悪は必ず滅ぶんだ!!」 「黒い炎で焦がしてあげる!」 「私の勝ちね」 「そんな! 私が負けるなんて!」 「くうううぅ…、キタコや…」 「ねぇ、キタコさん、どうして私がぬるりひょんだと決めつけられるの?」 「こっちには証拠があるんだ!」 「いい加減にしてよ! なら、その証拠を見せてよ!」 「なんだとぉ~!」 「待つのだキタコ! おかしいぞ…、お前の妖怪レーダーが全然反応していない。もし、この娘がぬるりひょんならお前のレーダーが反応するはず!」 「ハッ…そういえば…。じゃー、君はぬるりひょんじゃないのか?」 「だから、私の名前はミズハラユイ。さっきから、違うって言ってるじゃない。証拠ってい一体…?」 「この手紙の事さ。これが私のレイカイポストに配達されたんだ」 「ちょっと見せてくれる?」 ユイは手紙を受け取った。手紙を読んだ。 「前略、キタコさん。妖怪ぬるりひょんが人間の女の子に化けて、ダークハザードという組織を作り、悪い事をしています。 僕のお父さんも捕まってしまいました。どうか助けてください。お願いします」 「な、なにこれー! 信じてキタコさん! 私はぬるりひょんじゃないわ!」 「そうだとしたら、この手紙はいったい?」 「ふむ、私にも手紙をもう一度みせてくれんか」 目玉母さんは手紙を読んだ。 「ん? …おいキタコ! このへたくそな字はひょっとして、かわうそ男のじゃないか?」 「はっ! 言われてみれば…、あいつめぇ~! また私を騙したな! ごめん、ユイちゃん。私の勘違いだったみたい」 「分かってくれればいいのよ」 「かわうそ男のことだ。大方ダークハザードとかいう奴等から金を貰ったに違いない」 「たぶん、そうでしょう。あいつ最近、大金が入ったとかで今ハワイに行ってますからね」 その後、ランやダークハザードについて聞くがどちらも知らないと答えられる。 「そうか…、あなたはなにも知らないんだ」 「ごめんね、ユイちゃん。疑った上に力になってあげられなくて…、そうだ! せめて私の必殺技を教えるよ!」 ユイはかまいたちとといたがえしの技を覚えた。 「そうそう…、怪傑ディボットとかいう変な奴がうろついていたな…気をつけた方がいいよ」 「うん、ありがとう。気を付けるね」 「何かあったら、レイカイポストへ手紙を入れてね」 ユイはディボットの待つコースへ向かった。 476 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 27 40 ID ??? ユイはディボットの待つコースへ着いた。 「あかーい~夕日が~もえーている~」 「だれ!? あなた!」 (Dの文字がついた赤いヘルメットとスーツを身に付けた男がいた、怪傑ズバットみたいな男) 「ディボット参上! ディボット解決!! 人呼んで…さすらいのヒーロー!! かいけつ! ディボット!!」 「ダークハザードのボスは誰?」 「ミハラユイ…俺の見た所…日本で二番目のゴルファーだ!!」 「じゃ~一番は誰よ!!」 「ヒュー! チッチッチッ、お・れ・さ!」 「も~怒った!!」 (今まで通り、話がかみ合わない) 「あなた…ダークハザードのバトルゴルファーね!」 「ヒュー! ばれたらしょうがない。5分で地獄へ送ってやるぜ」 「5分ですって! 言ってくれるじゃない」 「なぜなら、このパワースーツは5分しか持たないからだ!」 「バカみたい! 自分の弱点をペラペラしゃべるなんて…!」 「日本で一番のゴルフテクニックをみせてやるぜ!」 「黒い炎で焦がしてあげる!」 「どう、お兄さん! 私の方が一番だったわね」 「フッ…、そうのようだな」 「もう一度聞くわよ! ランはどこ!」 「仕方ない…教えよう、君の後ろに居るキャディーがそうだ!」 「あーそう! ふ~ん!」 (その後も色々と話を聞くが、のらりくらりとかわされる) 「こういう気障なタイプを、落とすには」 (ユイは褒めることにした) 「でも、あなた良く見ると素敵ね。なんていか…その赤いスーツ…」 「ヒュー…、俺のファッションセンスが分かるとは、なかなか目が肥えてるぜ。よし! 気に入った! 俺の知ってることは何でも教えてやるぜ」 ディボットはバカだった。 「ランはどこにいるの? ダークハザードのボスは誰?」 「フーン…、どこにいるかは知らないが、彼女はパーフェクトバトルゴルファーとして特殊訓練を受けているらしい」 「そんな…ひどい!!」 「プロフェッサーGと呼ばれているが、それが本名かどうかは…」 「謎、なわけね…」 「そうだ」 「他に知っている事はないの?」 「後は君の瞳が綺麗だと言う事くらいかな…チュッ!」 ディボットは恥ずかしい奴だった。 「あ、ありがとう…じゃ、私はこれで」 「まちな! 君に俺の必殺技を教えよう、役に立つぜ」 ユイはD・マリオネットの技を覚えた。 「それから…、クラブハウスの奥の書斎から変なうめき声がしてたな…」 「うめき声…?」 「ああ。まぁ、近づかない方が利口だがね」 「そう…ありがとう」 「俺に用があるときはいつでも来な!」 ユイは書斎へ向かった。 477 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 28 08 ID ??? ユイは書斎についた。 「ここがディボットの言ってた書斎ね」 ユイは耳を澄ました。 「う…うう…うっ…」 「確かにうめき声が聞こえる」 (色々と調べるが、怪しいと思われる棚には鍵がかかっている) 「仕方ない。一度外に出よう」 (外に出ると赤黒い異様な風景、目の前に唯を青く染めたような女が待っていた) 「初めまして。ブラックファイアー!」 「あ、あなたは…!?」 「そう。私はあなた。あなたは私。私はYUI、つまり…あなたよ!」 「ランはどこ!?」 「G様が知っているわ」 「プロフェッサーGって何者なの?」 「さぁー、誰かしら…」 「フン! 顔は似てるけど、性格は悪いわね」 (書斎についても聞いたが、答えてくれない) 「この人、妙に無表情ね、もしかしてあなた、アンドロイドね!」 「そうよ。私はあなたのシミューレションマシン・YUI。つまり…あなたそのものよ!!」 「するとここは私のコース!?」 「不完全なブラックファイアー! あなたでは私には勝てない!」 「黒い炎で焦がしてあげる!」 「しょせんは偽物、本物には勝てなかったようね」 「このような事態はプログラムされていません」 「さぁ~YUIちゃん、知ってる事を話してちょうだい」 「プログラムされてません…」 (ランやダークハザード、書斎や他の何を聞いてもプログラムされてませんとしか返事がない) 「このぉー! ポンコツアンドロイド!」 「プログェーッ!」 ユイの強烈な右ストレートがYUIの顔面にヒットした!! (顔が破壊され機械部分が露出してグロい) 「な、なに…なんなの!!」 「アッ…アナタ…ノ…ナッ…ナカミ…モ…ワ…ワタシ…ト…オッ…オナジ…タダ…ズノウ…ガ…ナマミ…カ…メカ…カノ…チッ…チガイダケ…」 「ラン! ランもおなじなの!!」 「モ…モチロン…カノジョ…ハパ…パーフェクト…バ…バトルゴルファー…」 「いやだ! 私はバケモノじゃない、私は違う…あなたとは違う!!」 「ジ…ジバク…プログラムセッ…セット…データ…ショ…ショウキョ…」 「キャー!」 YUIはあとかたもなく吹き飛んだ。間一髪、ユイは脱出に成功したが、手がかりが途絶えてしまった。 ユイは地面に落ちているヘアーバンドを取った。 「もう一度、あの書斎へ行ってみましょう」 ユイは書斎へと向かった。 478 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 28 43 ID ??? ユイは書斎へ着いた。耳をすませばうめき声がまだ聞こえる。 「本棚には鍵がかかっている。本棚の鍵を手に入れないと…。もう一度、皆に会わなきゃ」 ユイはハガタの待つコースへむかった。 「ねえ、ハガタくん。カギもってる?」 「みずくさいなあ。ハガタくん、だなんて。ポチと呼んでください。もう1ホールだけ僕と勝負してください、今度は負けませんよ」 「黒い炎で焦がしてあげる」 「また私の勝ちね」 「やっぱり、お姉さまには勝てないや」 「さぁー! カギをちょうだい!」 「はい! これです。また僕と勝負したくなったら、いつでも来てください」 ユイはねっけつのカギを受け取った。ユイは書斎へと向かった。 「これで謎が解けるかもしれない」 書斎についたユイはねっけつのかぎを使った。本棚の鍵が開いた。 (ユイの顔が星飛馬になる) 「私は今! モーレツに感動している! 涙が! 止まらないー!! …はっ! …なに言ってるんだろう。私…」 ねっけつのかぎは使った人を感動させる呪いがかかっていた。 「きっと! この本に秘密があるわ」 ユイは色違いの本を手に取った。(すると本棚自身が横に移動して、裏側から扉が姿を見せる) 「なるほど、こういうことね」 「本棚の後ろの壁にはドアとパネルがあるわ。もしかしたら、パネルがドアを開ける手がかりかもしれない」 (パネルに近づく、数字と英文字のボタンがいくつかある) 「1~9の数字とW・I・P・SそれとT…なんだろう? 仕方がない。また皆の所で情報を集めてこなくちゃ」 ユイはキタコの待つコースへ向かった。 「やぁー、ユイちゃん! 今度はなんだい」 「キタコちゃん、じつは…教えてほしい事があるんだけど…」 「私に出来る事なら何でも聞いて」 「1~9の数字とW・I・P・SそれとT。これらのスイッチがついたパネルについて、何か知らない?」 「1~9に、W・I・P・S・Tね…なるほど。ねぇ、ユイちゃん! もう一度、私と勝負しない? 君が勝ったら教えてあげるよ!」 479 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 29 10 ID ??? 「私の勝ちよ」 「さすがだよ。ユイちゃん」 「約束よ。パネルの事、教えて!」 「わかったよ…ところでユイちゃん、質問したいんだけど…、クラブの名前を全部言える?」 「えっ! きまってんじゃない! 私これでもゴルファーだよ!」 「じゃー上から順に全部言ってみて」 「もぅ! まず1Wがドライバー! 2Wがブラッシー、3Wがスプーン、4Wがバッフィー、5Wがクリーク、1~3Iがロングアイアン、 4~6Iがミドルアイアン、7~9Iがショートアイアン、PWがピッチングウエッジ、SWがサンドウエッジ、PTがパター…はっ」 「どうやらわかったようね!」 「ありがとう! キタコちゃん!! でも…パネルにある数字やアルファベットが何かはわかったけど…何をインプットしたらいいのか」 「それは私にもわからないは、他の人に聞いてみたら?」 ユイはディボットの待つコースへ向かった。 「ヒュー! 今度はなんだい? おじょうちゃん」 「1~9の数字とW・I・P・SそれとT。これらのスイッチがついたパネルについて、何か知らない?」 「1~9にW・I・P・S・Tね…教えてやっても良いが…一つだけ条件がある! 「なに…? 条件って?」 「一つは俺の彼女になる事!」 「え~! そんなの絶対に嫌よ!」 「それがいやなら…俺と勝負して勝つ事、どっちにする?」 (→彼女になる 勝負をする) 「あのね! そこでコマンドを選んでる。きみ! そう! きみだよ! あんたはよくても私はこんな変態の彼女なんて、絶対にやだかんね!!」 ( 彼女になる →勝負をする) 「わかったわ! 試合するわ!」 「ヒュー! なるほど! なら、てっとりばやく1ホールマッチでいかがかな?」 「いいわ! その代わり、私が勝ったらパネルの事! 話してもらうわよ」 「もちろん! 俺は嘘は嫌いでね」 ユイはディボットと、勝負する事にした。 「私の勝ちね。さぁー、約束よ。パネルのこと教えて」 「すまねぇー、ほんとは俺はパネルのことなんて知らないんだ」 「なんですってー! 騙したのね!」 「まぁー、待ちな! 役に立つかどうか知らんが、俺のニューコース攻略法を教えるぜ! まずドライバーでかっとばし、 次にロングアイアンの3でグリーンエッジのナイスポジションに運び、そこからサンドウェッジで一気にチップインだ! 俺にパターは、いらないぜ」 「なによそれ!? 私が知りたいのは…」 「ヒュー! チッチッチッ…、だが…こいつを俺に教えたのが…プロフェッサーGだとしたらどうする!」 「えっ! プロフェッサーGですって!!」 「つまり…そういうことさ…!!」 「ありがとう! ディボットさん!」 「俺の彼女になりたくなったら、いつでもきなー、待ってるぜ!」 「それだけは遠慮しとくわ…」 480 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 29 42 ID ??? 書斎についた。 「これでドアが開くはずだわ。壁の向こうに部屋があるはずだわ」 (1W3ISとパネルに入力する) 「やったわ! この中に全ての謎を解くカギがあるはずだわ」 (扉が開くと機械で囲まれた薄暗い部屋。そこはかつてユイが改造された部屋だった。誰かが血まみれで捕まっている) 「大丈夫ですか!? しっかりして! あなた…私を助けてくれた人ですね! あなたはいったい…!?」 「うっ…うう…きっきみか…」 「あなたは一体、誰なんですか…?」 「私は…ドクターT…君とランくんを…改造した…科学者だ!」 「なぜ! …そんなひどいことを! …」 「し…しかたなかったのだ…」 「ラン! ランはどうしたんですか?」 「す…すまん…彼女は助けられなかった…」 「教えてください! プロフェッサーGとは何者なのかを!」 「か…彼は私の…兄だ…」 「なんですって!」 「あなたの知ってる事を話してくれますね! 私…私には聞く権利があるはずです」 「よっ…よかろう…すべてを君に…つたえよう! 私と…兄Gのこと…そして…ダークハザードと、バトルゴルファーの事を」 ドクターTはその全てを語った。 「私と兄は、マサチューセッツでサイバネテイックスの研究をしていた。そしてついに私たちは、その理論を完成させた。 研究理論を証明するために、兄は自らの体を提供すると申し出た。無論、私は反対した。 しかし、兄の…いや! 私たちの科学者としての好奇心には勝てなかったのだ。兄の改造手術は成功した。 だが、私たちの研究理論には重大なミスがあった。あらゆるパワーが人間のそれを越えてしまったのだ!」 その頃から、兄は変わった。兄は己の欲望のままに人を改造し、自らをプロフェッサーGと名乗りダークハザードを作りあげた」 「だが、誰でもバトルゴルファーに改造可能ではなかった。サイバーボディーが適合できる人間が必要だったのだ。君とランくんもその中の一人だった」 「私は、なんとか兄を止めようとした…が、時すでに遅かった。頼む! ユイくん! 兄を…プロフェッサーGと、ダークハザードを破壊してくれ!! 君なら…いや! 君にしかできないのだ!! 炎と雷あわさるとき…」 「そこまでだ!!」 (ゴルフボールが男の額を貫いた) 「うぐっ!!」 「ドクターT!!」 (ゴルフクラブを持った人影が出入り口に立っていた) 「フン! 我が弟でなければとっくに殺しておったものを…! この! 裏切り者めが! ユイよ! 外へ出るがいい! お前の力、このわしが試してやろう…!」 ユイは外に出た。 「人を人とも思わない…プロフェッサーG!! あなたを許さない!」 「フッ、フフフフ…人だと…? それがどうした! 我らバトルゴルファーこそが究極人類なのだ!!」 「なんてことを…! ラン…ランをかえして!」 「吠えるな! ブラックファイアー! 後で会わせてやろう…お前の脳改造が済んだあとでな!」 「バトルゴルファーを使って何をしようとしているの!」 「ユートピアだ! 我が支配のもと、究極人類による真のユートピアを作るのだ!」 「なぜ! 私をバトルゴルファーに選んだの!?」 「お前たち二人は最高の、素材なのだ、パーフェクトバトルゴルファーとして…」 「この大会の目的はなんなのよ!?」 「全てはお前を成長させるため!」 「私を!? どういうこと!」 「すでにランはパーフェクトとしての訓練を終えている。だから、お前にも訓練をさせる必要があったのだ!」 「なぜ!」 「知りたくばわしと戦え!」 「ブラックファイヤーよ! ダークハザードに生まれし者はダークハザードに帰れ」 「黒い炎で焦がしてあげる」 481 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 30 12 ID ??? 「私の勝ちね! さぁ、ランに会わせて!」 「見事だ! ブラックファイアー…」 「ランを帰して!」 「ランが…いや! シャドーサンダーがそれを望むと思うのか…!?」 「なんですって! どういう意味!」 「今にわかっ…グフッ!!」 Gは崩れるように倒れた。 「な、なに! なんなの!?」 「どうやら…時が来たようだ…」 「時が来たってどういう事!?」 「バトルゴルファーといえども…不死身ではないのだ。生身である脳は寿命を迎える。しかもそのスピードは人間のそれよりはるかにはやい」 「寿命を迎えるとどうなるの!」 「サイバーボディは脳の指令により制御されている。従って脳が寿命を迎えるとサイバーボディは制御を失い暴走を起こし、その内部から破壊される!」 「そんな! ばかな!」 「私とランをなぜパーフェクトバトルゴルファーにする必要があるの?」 「お前達を戦わせ、勝った方にダークハザードの総統を継承させるためだ!」 「そんな! 私とランが戦う…!?」 「フッフフフ…いやでもそうなる。オクイよ! いや! シャドーサンダーよ! 今こそ、その変身を解け! そして…ブラックファイアーと戦え!」 「まさか! オクイさんがラン!?」 「ブラックファイアー! 私と戦うのだ。そして…私はお前を倒す!」 オクイはその正体をあらわした! (緑の透明なヘルメットを被った女性が現れた) 「ラン! ランなのね…」 「ブラックファイアー! 私のステイタスコースへ来い! そこでお前を料理してやる」 「まって! ラン!」 ランは立ちさっていった。 「ラン…?」 「フッハハハ…これで全てわしの思い通りだ! さぁ、戦え! 戦うのだ! フハハハ…がっぐぁー!」 (プロフェッサーGが骸骨の様な、残骸となる) 「私たちも…こうなるの…」 (プロフェッサーGを調べると気味の悪い笛が入っていた) ユイはGの笛を手に入れた。 「ランの所へ行かないと…でも、ランのステイタスコースはどこ?」 ユイはYUIのヘアーバンドを使った。頭の中を光が飛び交う。 「う、ううう…!」 ユイはブラックファイアーの技と、ランのステイタスコースの場所を覚えた。(ユイのグラフィックに、ヘアーバンドがつけられる) ユイはランの待つコースへ向かった。 482 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 30 43 ID ??? ユイはランの待つコースへ着いた。 「よくきた! ブラックファイアー! お前か、私か…勝った方がダークハザードを継承する定め、その運命からは逃れられない!」 「ラン! わたしよ! ユイよ! わからないの!」 「私はシャドーサンダー! ランなどという名は知らぬ!」 「なぜ? キャディーに変装してたの?」 「お前を成長させる手助けをするため。もう一つはお前のデーターを収集し分析するためだ!」 「ラン! 思い出して! 私の事をそして! あなたの事を!」 「人間とは愚かなものだ! 過去の記憶などがあるから苦しまねばならない! 私は究極人類、パーフェクトバトルゴルファー! 人間をはるかに超えた存在なのだ!」 「プロフェッサーGは、死んだのよ! なのになぜ! ダークハザードのために私たちが戦わなきゃいけないの!」 「G様が死んだからこそ、新たな総統が必要なのだ! さもなくば…ダークハザードは…滅ぶ!」 「ダークハザードなんか滅んだ方がいい! いえ、滅ぶべきなのよ!」 「それは危険思想だ! やはりお前にダークハザードを継承させるわけにはいかない! さぁ、戦えブラックファイアー!」 「何を言っても無駄の様ね! 分かったわ。さぁ! 来なさい! ラン!!」 「影の雷で貫いてやる!」 「黒い炎で焦がしてあげる」 「終わったわね! ラン! これで終わりね!」 「さだめです。今日からあなたが新たな総統になり、我がダークハザードを治めていくのです」 「私は嫌! 総統になんか絶対にならないわ!」 「それは出来ません! さだめに従わなければ抹殺します」 「ラン! あなたはどうするの?」 「総統の意のままに」 「なんとかランの記憶を取り戻さないと」 ユイはGの笛を取り出した。 (→ふく こわす) 「もう、迷ってられない! 吹くしかないわ」 ユイはGの笛を吹いた。プロフェッサーGの声が頭に響く! 「ダークハザードに生まれし者は、ダークハザードにかえれ…!」 「うっあああ…頭が…頭が割れそう…!」 プロフェッサーGの笛の音がユイのヘアーバンドに共振した。 激しい衝撃の後、ユイが目覚めた時、ダークハザードの新たな総統ブラックファイアーが誕生していた。そして、世界は闇に包まれた。 GAME OVER 483 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22 31 13 ID ??? ( ふく →こわす) 「もう、迷ってられない! 壊すしかないわ」 ユイはGの笛を壊した。 「キャーッ! ……」 ランは激しく全身を震わせて、その場に崩れるように倒れた。 「ラン! …ラン! しっかりして! ラン!」 「うっううう…ここは…私はいったい…? ユイ? ユイじゃない!」 「よかった! ラン! 記憶が戻ったのね!」 (ヘルメットが無くなり、ランの素顔が見える) 「大丈夫? ラン! 立てる?」 「えっ? ええ…大丈夫! それより私いったい…?」 「あとで…話すわ…あとで…さぁ、ラン! 手を出して、私に捕まって」 「ええ! ありがとうユイ!」 (二人の顔に、満面の笑みがあった) 握りしめあった手に炎と雷が伝う。 大爆発。 それは一瞬の出来事だった。 誰がこの事を予測できたのであろうか? ドクターTの言葉、炎と雷あわさるとき…それはまさにこのことを示していた。 ダークハザードを葬るため、ドクターTは組織の地下原子炉に密かに爆弾を仕掛けた。 そして爆弾のスイッチをユイとランの体に組み込んだのだ。 炎…つまりユイと雷…ランが合わさった今! 全ては終わりを告げた。 多くの犠牲と共に…。 「臨時ニュースをお伝えします。」 「今日、午後2時半ごろ、マッチプレートーナメントが開催されていたギルカントリークラブで原因不明の大爆発があり、多数の死傷者が出た模様です。」 「爆発の原因についてはまだ分かっておりませんが、死者の数およそ2万人。負傷者の数…」 スタッフロール。画像が流れる。 白い帽子と白い服を着たユイとランが、こちらに背を向けている。 二人がいるのは外が見える展望エレベーター。外は夜の都市。 どんどんエレベーターは上がっていく、夜のビル街が見え、最後に大きな月が姿を見せた。 FIN ラン「ねえ…」 ユイ「なに?」 484 :名無しさん:2013/06/24(月) 22 31 49 ID ??? 投下終了。最後のシーンが過去の映像なのか、死んだ二人があの世に行く所なのか、それとも実は生き残ったのかはわかりません
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487:194:2023/10/02(月) 19 00 34 HOST KD106155013193.au-net.ne.jp 現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その25 異聞・怪鳥撃滅計画 AI・マリスのやらかしから数日後。 地下空洞を調査中だったチームから、緊急電が入った。地下空洞の最奥の地底湖にて新たな怪生物を確認したと。 巨大な蒼い怪鳥・サイレンだ。 人類側は急ぎ迎撃部隊を派遣し、攻撃を開始。史実よりも遥かに大規模な攻撃を行った事により、大きなダメージを与える事に成功したが・・・ 退避していくサイレンを空軍が追撃しようとした物の、敵飛行ドローンの犠牲を顧みない防衛のせいで取り逃がしてしまう。 とはいえ、エルギヌスやアーケルス程の高い再生能力を持たないサイレンは、傷を癒すのに休眠する必要がある。 逃げ込んだ場所は、北海道札幌市。八幌駅の駅舎の上に着陸し、眠りについた。 そのサイレンだが、この地の違和感に全く気付いていなかった。実は事前に住民が退避しており、この周辺一帯が完全な無人状態だったという事に。 そう、ここはEDFと超大陸世界が共同で用意した対サイレン用のキルゾーンだったのだ。 そうとは知らずに、サイレンはのこのことやって来て眠りについているのである。 プライマー側は周辺一帯の様子のおかしさに気付き、慌てて戦力を抽出。スキュラ12体とメデューサ1体のグループを派遣。 周辺一帯に大規模な濃霧を発生させつつ、毒霧を噴出しながらサイレンの護衛を開始。眠りから覚めるまで守り抜こうと試みる。 だが・・・それを上回る戦力が、この地に投入されようとしていた。 兵員輸送車・グレイプで移動を開始しようとする嵐山と戦場。その二人に、ストーム2・・・軍曹隊の面々が声を掛ける。 兵士B「よう、大将達。何かエライ目に遭ったそうだな?」 嵐山「・・・・・」 戦場「・・・その事は言わないでくれ」 兵士A「そうだぞ。マリスとか言うAIが暴走するのを予見しろとか、幾ら嵐山達でも無理だしな」 兵士C「歴戦の戦士達も、読めない物は有るんですね」 軍曹「お前達、その辺にしておけ。・・・嵐山達も、もう少し『報連相』には気を付けるようにな」 嵐山「・・・・・はい」 戦場「・・・了解です」 488:194:2023/10/02(月) 19 01 04 HOST KD106155013193.au-net.ne.jp 嫌な出来事を思い出して陰鬱になる嵐山と戦場だったが、気を取り直してグレイプに乗って戦場へと向かう。 今回の参加戦力だが、大規模な霧のせいも有って地上戦力とウイングダイバーのみとなっている。以下が今回の参加戦力だ。 EDF ストーム1(嵐山・戦場) ストーム2 ストーム4 レンジャー隊(ロケットランチャー)20名 ウイングダイバー隊(マグ・ブラスター)10名 フェンサー隊(ハンドキャノン)20名 対空戦車・ケブラー8両 EMC・8台 コンバットフレーム『エイレン』8機 バトルマシン『ハイペリオン』4機 超大陸世界 178式汎用人型戦車2機 154式汎用人型戦車6機 36式可変機動戦車改4両 戦娘 ラン オーシャ 主にEDFが主戦力となっており、並行世界の戦力は少なめだ。何せ他の戦域でも引っ張りダコな状態であり、休息も必要という事で余り動員出来なかったのだ。 とはいえ、人型戦車8機に機動戦車4両と十分な破壊力を持っているのは流石だが。 探知偽装モードで目標へと近づいていく兵士達。ティ連の誇る探知偽装技術は完璧であり、護衛のスキュラとメデューサは接近に気付いていない。 489:194:2023/10/02(月) 19 01 34 HOST KD106155013193.au-net.ne.jp EMC・A『EMC、有効射程まで前進します』 EMC・B『止まるな。 進め』 EMC・A『EMCのエフェクティブレンジまで接近する』 R隊員「これ以上は危険だ。 目の前だぞ」 EMC・A『巨大すぎて、そう見えるだけだ。まだかなりの距離だ』 R隊員「くそっ。 やつはでかすぎる」 少佐『サイレンは力を失うと休眠状態に入ります。EMCと人型戦車による攻撃で、サイレンを撃破します』 本部『了解だ。・・・・・バスターは使用しないのだな?』 バスターとは、原作で対サイレン戦で使用された衛星軌道配備型の高出力レーザー砲の事である。 少佐『はい。ストーム1達やプロフェッサーの証言、そして並行世界からの情報から、バスターの使用は、サイレンをより厄介な存在であるグラウコスへと変貌させてしまうのは確実です』 少佐『そのリスクが有る以上、使用はお勧め出来ません』 本部『わかった』 本部『まずは護衛のサイレンとメデューサを排除する。護衛を排除後、サイレンに攻撃を仕掛けて、これを撃破する』 本部『サイレンは飛び起きるだろうが・・・奴が眠り始めてから殆ど時間は経っていない。力は殆ど取り戻せていない以上、恐れる必要は無い。ここでサイレンを撃破する。・・・攻撃用意』 F隊長「攻撃用意・・・」 F隊長「ファイア!!」 490:194:2023/10/02(月) 19 02 04 HOST KD106155013193.au-net.ne.jp 探知偽装を解除し、護衛のスキュラとメデューサに襲い掛かる。突然の奇襲をまともに喰らい、サイレンとメデューサが慌てて反撃に移る。 だが、行動を開始する前に早くもスキュラ4体が撃破。残りのスキュラとメデューサも大きなダメージを負う。 懸命に反撃を行う護衛部隊だったが、初撃で三分の一近い戦力を失い、残りも傷ついて浮足立っている。 最終的に少数に分断された挙句、各個に撃破されていった。 そして・・・メデューサが倒されて霧が晴れると同時にサイレンが目覚め、攻撃隊に襲い掛かる。 R隊員「スキュラが目覚めたぞ!!」 本部『EMC隊、攻撃をサイレンに集中しろ。絶対に逃がすな!』 サイレンは素早く飛びながら激しく抵抗。上空から火炎弾を吐き出し、更にはブレスを横薙ぎで放射して来る。 だが、歩兵部隊が回避出来ない攻撃は人型戦車がエネルギーシールドを展開する事で補う。その為、歩兵部隊も安心して攻撃が出来た。 それだけでなく、人型戦車隊のビームマシンガンやビームランチャーに36式のハイパー粒子ブラスト加農砲。更にはランの28cm砲弾やオーシャの203㎜砲弾まで加わるのだ。 十分に力が回復していないサイレンが耐えられる訳が無かった。そして・・・ サイレンが悲鳴を上げながら地面へと墜落した。 オペ子『サイレン、活動を停止!』 本部『よし!攻撃隊、トドメを差せ!』 墜落した怪鳥に、攻撃隊が止めを刺すべく攻撃を仕掛けようとした・・・・・その時だった。 オペ子『待って下さい!マザーシップ・ナンバー8がこのエリアに急接近中!』 本部『何だと!?』 オペ子『砲台を展開!・・・これは!?』 本部『どうした!?』 オペ子『ほ、砲台の形状が違います!初めて見る形状の砲台です!エネルギーをチャージしています!』 491:194:2023/10/02(月) 19 02 34 HOST KD106155013193.au-net.ne.jp オペ子の報告に、本部の脳裏に最悪の展開が過る。 急ぎ、攻撃隊に命令を下す。 本部『いかん!ナンバー8の狙いは、攻撃隊だ!サイレンを守る為に、攻撃隊を吹き飛ばすつもりだ!直ちに退避しろ!』 本部からの命令に、兵士達は歯噛みする。だが、ナンバー8が接近して来ている以上、やむを得ない。 攻撃して破壊しようにも、既にチャージが完了して今にも発射しようとしているのが見える。破壊は間に合わない。 急ぎ退避を開始する攻撃隊。だが・・・・・この展開に、ある疑問を抱いている人物がいた。プロフェッサーだ。 P(どういう事だ?何故、今このタイミングで飛来して来たのか・・・?) このタイミングでの襲撃に疑問を抱くプロフェッサー。もしサイレンを守るのなら、もっと早いタイミング・・・襲撃直後に駆け付ける事も不可能では無かった筈だ。 探知偽装で攻撃隊の発見が遅れたとはいえ、攻撃直後から駆け付ければ十分に間に合う筈だ。そう考えると、このタイミングでの救援は不可解だった。 更に言うと、砲台の形状が新型というのも気になる。恐らく従来の物を改良した物だろうが・・・サイレンが完全に力を失う前に何故投入してこなかったのか・・・? P「・・・・・ッ!!」 次の瞬間、プロフェッサーの脳裏に恐ろしい予測が過る。 瀕死状態のサイレン。砲台にエネルギーをチャージするナンバー8。これが意味する事は・・・・・。 プロフェッサーが急ぎ通信に割り込む。プライマーの目論見を阻止する為に。 P『嵐山!戦場!急いでナンバー8の砲台を破壊するんだ!!』 本部『いきなりどうしたのだ!?砲台の破壊は間に合わない。そんな事をすれば、最悪巻き込まれる事になるぞ!』 P『奴等の狙いは攻撃隊じゃない!瀕死のサイレンだ!』 本部『どういう事だ!?』 P『今の状況は、サイレンにバスターで攻撃した時と酷似している!奴等の真の狙いは・・・サイレンを無理矢理グラウコスに進化させる事だ!!』 本部『何だと!?』 プロフェッサーからの通信を聞き、急いで攻撃を仕掛けようとした嵐山達だったが・・・一歩遅かった。 瀕死のサイレンに向けて、ナンバー8が極太レーザーを照射。眩い光の奔流に、サイレンが飲み込まれて行った・・・・・。 492:194:2023/10/02(月) 19 03 04 HOST KD106155013193.au-net.ne.jp 以上です。・・・あと一歩、あと一歩ですがキリがいいのでここで切りますorz 引っ張る形となって申し訳ないですが、どうかご容赦を(汗) そんな訳で、EDF6の新たな怪獣枠である怪鳥・サイレンの登場となりました。 しかしながら、原作より遥かに攻撃力を増した人類側の攻撃で、早々と退避する羽目となり北海道で力を回復させるべく眠る事に。 ですが人類側の攻撃の前に、十分な力を取り戻す前に戦う羽目となり、結果地面に伏す事に。 さぁトドメ・・・・といった所で、マザーシップ・ナンバー8の横槍が。急ぎ退避する攻撃隊でしたが・・・ 狙いは攻撃隊ではなく、瀕死のサイレン。プライマー側の真の目的は、人工的にグラウコスを誕生させる事でした。これが、前回出ていたプロジェクト・Gの真相です。 そしてバスターの比ではない高出力のレーザーに晒されたサイレンは・・・・・この後とんでもない存在と化します。 次回こそ、クローサー様謹製の敵が登場となります。お楽しみに。 wiki掲載は、自由です。
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プロフェッショナル(The Professionals) プロフェッショナル(The Professionals)概要 概要 オンライン限定で登場する犯罪組織。日本語テキストでは一貫して「プロフェッショナル」でなく「プロ」と表記されている。ボスはザ・ボス(未登場の為素性は不明)。 麻薬取引、車両密輸、武器密輸、プライベートセキュリティ、強盗、襲撃等を手掛ける。 大半のメンバーがボディーアーマーを着用しており、SMGやアサルトライフル、改良型ライフルなどの強力な武器を装備している上、射撃の精度は大変高いなどそこら辺のチンピラとは一線を画した戦闘能力を持つ。メリーウェザーをそのまま犯罪組織にしたものと思って良い(あちらもほとんど犯罪組織のようなものだが)。 各種調達ではカンペやロストなどと並びよく登場する存在だが、先述の通り戦闘力はそれらより遥かに高く、迂闊に戦いを挑むと一瞬で蜂の巣にされる 車両もフュージティブやグレンジャーなどの比較的高性能な車でプレイヤーを苦しめつつ、バザードやカーゴボブ、果てはテクニカル・カスタムや戦闘機まで使用してくる。さらに、一部ビジネスでは重装備まで持ち出すなどやりたい放題。 行う犯罪も銀行強盗(*1)やカジノ強盗(*2)、連邦保管庫の襲撃(*3)まで行っておりプロの名に恥じない活躍を見せる。 ...が、カジノ強盗の調達では警察に捕まっており、戦闘が始まった瞬間一目散に逃げだすなどマヌケな一面も見せる。 カヨ・ペリコ強盗では武器と道具を盗まれて使われているため、ルビオに疑いの目を向けられている可能性もある。 またカンペやロストなどと違いいつもプレイヤーと敵対しているわけではなく、カジノ強盗で買い手に上級を選ぶと資金洗浄の手数料を取らずに戦利品を買い取って換金してくれるありがたい存在でもある。 組織名の元ネタはイギリスの刑事アクションテレビドラマ「特捜班CI-5(原題 The Professionals )」。
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ラグナロクマスターズ マジシャン wiki 当wikiは、ラグナロクマスターズの 『マジシャン』 『ウィザード』 『ハイウィザード』 のほか、今後は 『セージ』 『プロフェッサー』 『ウォーロック』 『ソーサラー』 ……などを含めたマジシャン職の攻略情報をまとめるユーザーwikiです 当面、メインの情報としては狩場の紹介を進めていきます 今後はPvP GvGなどの情報も充実するかもしれません